一瞬のために駆ける

神奈川県在住の鉄。記録程度の写真。

2020.8.10 東所沢電車区乗務員訓練

こんばんは。

今回は、2020年9月に武蔵野線の運用から離脱した205系の最期の試運転を撮影したものをご紹介させて戴く。

私は午前中新川崎駅(新鶴見機関区)で撮影したのだが見事失敗。1時間前に到着したにも関わらず立ち位置を間違えてしまい構図が崩壊してしまったのだ。さらに8月10日は午前中晴れ。灼熱の太陽に照らされながらの撮影になったのでとても集中できなかった。

それでは本題にいきたいところではあるが、まずは今回の乗務員訓練についての説明をさせて戴く。

2020年の東所沢電車区乗務員訓練は、8月の8.9.10日(8日は209系、9日はE231系、10日は205系)に施行された乗務員育成のための訓練である。朝に東所沢電車区を出区し、武蔵野南線を走行し終点の鶴見駅まで行き折り返しで東所沢電車区に入区。これを2往復したものである。8.9日は人が少なかったものの、209系の次にE231系で施行されたため10日は流れ的に205系だということを撮影者は皆察し、各撮影地にファンが集まったという経緯だ。

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JR東日本 武蔵野線北府中駅

試9589M 205系M6編成 東所沢電車区乗務員育成訓練

通過20分前までは晴れていたものの、よい感じに曇ってくれた。私は激パを予想し、1時間半前には撮影地に到着したが、既に10人程先客の方々がいらっしゃった。通過約30分前になると1人の方がひな壇を作る指揮をしてくださったので撮影者全員で協力しとても綺麗な形を作ることができた。

そして列車の接近を知らされ、皆一斉にカメラを構える。先行列車のすぐ後の通過だったためかなりの低速であった。そのため、1/500でないと止めることのできない列番表示器も余裕で止めることが可能であった。

列車が通過し、皆一斉に撮影した画像を確認する。3秒くらいの沈黙の後大歓声があがった。40人程駅の先端に集結したが、駅員や警察も来ることがなく他の駅と比べて平和に撮影をすることができたと思う。